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2024年3月17日礼拝説教

2024年3月17日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

マタイの福音書5章17節~26節 「神の心を知る」

 

1. 律法や預言者

律法や預言者と言われているのは旧約聖書のことです。イエスの語られたことは、当時の人々にとって斬新なものでした。イエスが教えたことによって、これまで信じてきた土台が揺るがされたのです。旧約聖書で神が語り続けてきたことを完成させるために、私は来たとイエスは語りました。神のことばを破壊するためではありません。神のみこころを完成させるために来たのです。しかし、律法学者やパリサイ人は、イエスは律法を破る者であると非難しました。しかし、彼らは律法を守るために解釈をほどこしていました。それは本質である神のみこころを見失う結果をもたらしました。それゆえに、ここでイエスは神のみ思いがどこにあるのかを教えたのです。

 

2. 殺してはならない

イエスは、神のこころがどこにあるのかを解き明かします。一つ目のことは「人を殺す」ということです。これは十戒に教えられていますが、人のいのちは神のもの、神の所有であるゆえに、勝手に人は扱ってはなりません。このいのちは身体的なものにとどまりません。そのことをイエスはここで明らかにします。人の心や人格に対しても、このことは適応されます。人の心を損なうことも神は罪に定めているというのです。それゆえに、人と仲違いをしているならば、すぐに仲直りをしなさいと命じます。それが神のみ思いであり、神のみ教えなのだとイエスは教えています。

 

3. 心を新たにする

イエスがここで教えているのは、神の心を知り、新たな心とされるということです。心を新たにするには、自分の力によるのではなく、神に変えていただくほかありません。人のことばではなく、神のことばによって心を新たにされる必要があるのです。イエスはここで「和解」について触れています。「あなたを訴える人とは、一緒に行く途中で和解をしなさい」と教えます。これは神と私との関係です。神との関係において、あなたは神に負債を負っているのではないかとイエスは問います。神と和解するために、今すぐ神のもとへと行くようにイエスは語ります。神と和解するときに、私たちのうちに神のみ教えに生きる新たな心が与えられるのです。

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