2025年6月8日礼拝説教
- mbchurch
- 6月22日
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2025年6月8日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新
マタイの福音書14章22節~33節「嵐の中におられる主」
1. 嵐の中、近づかれる主
イエスに言われて、弟子たちは舟に乗り込みました。しかし、舟は向かい風にあい、湖の真ん中で波に悩まされます。ペテロをはじめとする漁師の弟子たちも、この状況には苦しみました。そんなとき、イエスが湖の上を歩いて近づかれます。弟子たちは恐れ、「幽霊だ」と叫びます。しかしイエスは「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と語られました。困難の中で漕いでも漕いでも前に進まない。そんな時にこそ、主は近づき、語りかけられます。
2. イエスに従うペテロ
ペテロは、主に向かって「あなたでしたら、私に命じて、水の上を歩いてあなたのところに行かせてください」と言います。「来なさい」とのイエスの言葉に従って、実際に水の上を歩き出すペテロ。しかし、強風を見て恐れ、沈みかけてしまいます。「主よ、助けてください」と叫ぶ彼に、イエスはすぐに手を伸ばし、つかまえて言われます。「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。イエスに従う歩みは、恐れと信仰のせめぎ合いの中にあります。それでも、主は手を伸ばしてくださるのです。
3. 従う者のそばにおられる主
イエスとペテロが舟に乗り込むと、風はやみました。弟子たちは「まことに、あなたは神の子です」と言って礼拝します。神の子である方が、嵐の時も、波が高くとも、私たちのすぐそばにおられます。だから、舟をこぎ出し、さらに舟からも出て、イエスに従っていくのです。イエスは今、目には見えなくとも私たちのそばにおられ、「わたしに従いなさい」と語られています。その中で嵐は必ず起こります。しかし、嵐を静められる主は、今もともにおられるのです。
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