6月13日礼拝説教

2021年6月13日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

コロサイ3:18~4:1 「キリストの平和はどこから」

1. キリストの平和を実現するために

 キリストの平和のために、より具体的な勧めとしてパウロが触れたのは「日常」でした。順に、夫婦への勧め、親子への勧め、そして奴隷と主人への勧めが語られていきます。それは人々の最も身近な日常の基礎についてのことでした。最初に妻に対して「主にある者にふさわしく、夫に従いなさい」と命じられています。当時の女性の人権は確立されていませんでした。パウロはまず妻への勧めから始めます。

2. 妻と夫

 妻に対して語られた「従う」という言葉の原意は命令ではなく、自発的に従うという面が強調されています。主にある者にふさわしく、心から従いなさいと教えられています。性別にかかわらず、教会の全ての人は互いに従い合いなさいと勧められています。しかし、ただ従うのではなく、主にある者にふさわしく従い合う、これが基本なのです。夫には「妻を愛しなさい」と命じられています。これもすべてのキリスト者に命じられていることです。

3. 良き知恵を与えられながら

 子と父に対してどちらにもキリスト者としてふさわしく歩むように勧められています。これは人格の尊重です。人格と適切に関わること、それはとても大きな課題です。最後に奴隷と主人についてパウロは触れています。ここでも、当時の社会制度に則って、神にある適切な関係について触れています。パウロは「うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れつつ、真心から従いなさい」と教えています。これはすべての仕える者たちの心構えでもあるでしょう。そして絶対的な力をもつ主人に対して、あなたも主に仕えているのだから、正義と公平を示すようにと命じています。これらの奴隷と主人への勧めもまた、私たちの現代社会に多くの示唆を与えるものです。私たちも主のみこころを実現していくために、良き知恵を生み出す必要があります。これらのことは一人で取り組むことではなく、教会的にともに考え取り組んでいくべきことです。難しさも、率直に認めつつ、互いに知恵を尽くし、主の平和を実現する者たちとされてまいりましょう。


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