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2025年5月4日礼拝説教

  • mbchurch
  • 6 時間前
  • 読了時間: 2分

2025年5月4日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

マタイの福音書13章24節~43節「天の御国のたとえ」

 

1. 「天の御国」のたとえ

このたとえは、「良い地に蒔かれた種のその後」とも言えるでしょう。良い種が蒔かれた畑に、敵が毒麦を蒔いていきました。善と悪が並んで成長していく現実が描かれています。主人は、収穫の時まで両方とも育てておくよう命じます。イエスはこのたとえを解き明かし、良い種は「人の子(イエス)」が蒔き、毒麦は「悪魔」が蒔いたものだと語ります。そして世の終わりに御使いによって選別され、良い麦は神の国に迎えられ、「太陽のように輝く」と約束されています。

 

2. 成長させてくださる神

これは「実り」の収穫の話です。福音に根ざして生きるとき、私たちは神の愛と栄光を現す「良きわざ」の実を結びます。それは、伝道だけでなく、日々の生き方を通して神の国がこの世に来ていることを証しすることです。種が成長するには時間がかかります。パウロは「成長させるのは神」と語り、イエスも毒麦をすぐに抜かずに育てるよう命じました。私たちの心にも罪の性質がありますが、それでも神は私たちの成長を忍耐強く待ってくださいます。

 

3. 神の励まし

毒麦も育ってしまうという現実はありますが、イエスはさらに二つのたとえを語られました。「からし種」と「パン種」のたとえです。どちらも、小さなものが大きな影響を及ぼすというメッセージです。「悪い種」の働きが目立つこともあります。しかし、「良い種」がどれほど小さくても、やがて大きく成長し、周囲に良い影響を与えるのです。からし種は大きな木となり、空の鳥が巣をつくるほどになります。パン種は全体を膨らませます。これが、神が良い種に対して与えてくださる励ましなのです。私たちが行う良きことの多くは、人の目にはとるに足らない、小さな働きかもしれません。しかし、神はその小さな種を成長させ、やがて確かな実を結ばせてくださいます。この主のことばに、日々励まされて歩んでまいりましょう。

 
 
 

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