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2023年5月21日礼拝説教

2023年5月21日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

へブル人への手紙9章11節~14節 「死んだ行いを離れて」


1. 大祭司イエス

キリストは、すでに実現したすばらしい事柄の大祭司として来られました。大祭司の働きは、私たちと神との間を執り成します。それは「愛」の働きです。キリストはご自分の血によって、完全な贖いを成し遂げられました。イスラエルは「贖い」「身代わり」ということを、その身に刻み付けてきました。聖書は私たちへの愛と同時に、「罪」ということを避けては語りません。そして、それは自分たちには贖いが必要であること、つまり、自分たちの力ではどうしようもない現実があるのだということを、繰り返し、繰り返し覚えるということでもあったのです。


2. 贖い

贖いとは何でしょうか。贖いとは、賠責、つまり罪のつぐないをする、ということです。人には「罪」があります。しかし、その罪は、ただ私たちがダメだということを言っているのではありません。私たちが誤ったところにいるのだということを教えています。その最たるものが、「偶像礼拝」です。偶像礼拝の本質は、あなたを創造された神以外のものを神とすることにあります。そのような意味で、私たちは誰もが「崇拝するもの」を持っているのです。私たちはそこから自らの力では脱出することができません。私たちは「自分がゆるされている事実に驚いている人」になる必要があるのです。


3. 尽きぬ泉

十字架に架かったキリストを私たちが信じるとき、そこに完全な赦しと、生きることの意味と喜びが与えられ続けていきます。イエスは、私たちの中の飢え渇きをいやし、渇くことのない水を与えてくださるのです。私たちは死んだ行いから離れ、神に仕える生き方へと、神を礼拝し生きる在り方へと変えられていきます。それは、私たちを人としての本来の姿へと変えるのです。ここに大祭司イエスからくる慰めと回復があります。この方をご一緒に信じてまいりましょう。

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