2026年6月14日礼拝説教
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2026年6月14日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新
マタイの福音書 26章14節~25節「暗闇の中で」
1. 主を引き渡す者
ユダは、十二弟子の一人であり、イエスとともに歩み、みことばを聞き、みわざを見てきた人でした。しかしそのユダが、祭司長たちのところへ行き、銀貨三十枚でイエスを引き渡す約束をします。前の場面では、一人の女性が、高価な香油を惜しみなくイエスに注ぎました。その一方で、ユダはイエスを引き渡そうとします。イエスに自分の大切なものを差し出す人と、イエスを値踏みして引き渡す人。この深い対比の中に、罪と悪の暗闇が見えてきます。
2. 食卓で告げる主
過越の食卓で、イエスは弟子たちとともに食卓に着かれました。それは、神がイスラエルをエジプトから救い出されたことを思い起こす、特別な食卓でした。しかしその最も親しい交わりの中で、イエスは「あなたがたのうちの一人がわたしを裏切ります」と告げられます。さらに「わたしと一緒に手を鉢に浸した者がわたしを裏切ります」と言われました。裏切る者は、遠くの敵ではなく、同じ食卓に着く者でした。イエスはユダを名指ししてさらすのではなく、最後の警告として、なお戻るように語りかけておられたのです。
3. 暗闇を負う主
ユダだけが問われているのではありません。弟子たちは逃げ、ペテロはイエスを知らないと言い、群衆は十字架に架けろと叫び、指導者たちはイエスを死へと追いやっていきます。十字架の前で、人間の罪がさまざまな形で現れます。そしてそれは、私たち自身にも向けられた問いです。私たちの力や意志だけでは、罪に打ち勝つことはできません。だからこそ、私たちには救い主が必要です。主イエスは、人の罪と悪の暗闇を避けることなく、その暗闇を負って十字架に架かられました。この方だけが、私たちに新しい心を与え、暗闇から変えてくださるのです。



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