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2024年2月11日礼拝説教

2024年2月11日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

マタイの福音書4章17節~25節 「主に従うということ」

 

1. 天の御国の宣言

イエスの宣教は「天の御国」の宣言でした。それは、時が来たのだから、もう古い生き方、古い考えは捨て、真の神へと立ち返ろうという呼びかけです。救いは、一瞬の出来事ではなく、永遠へと続いていく出来事です。救われた者たちは、神が創造されたこの世界を喜び、楽しみ、神に感謝し、父なる神を信頼して歩む、そのようにして神との絆を強めていくのです。ここにも、イエスと絆を結び始めていく人々が出てきます。イエスが二組の兄弟たちと出会い、弟子として召された場面です。

 

2. イエスの招き

ガリラヤ湖でペテロとアンデレ兄弟と出会います。彼らは漁師でした。彼らにイエスは声を掛けました。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」これは、漁師であったペテロたちへの特別な招きです。重要なのは「わたしについて来なさい」という言葉です。イエスの言葉と行いに学び、その心を知り、そしてイエスのように歩んで行くこと、それがイエスに従うということです。彼らはイエスの招きに即座に応えます。ここで、イエスが迫ったのは、職を捨てなさい、ということよりも、今していることを置いて、私に従いなさい、ということでした。ここから先、私に従う生き方をしていくかどうか、それが彼らに問われたことなのです。さらにそこから別の兄弟ヤコブとヨハネと出会い、彼らも招きました。彼らもまたすぐにイエスに従いました。イエスが彼らに教えたのは、ご自身の姿であり、そして偽りなく語られたことばです。その在り方や生き方の土台として、十字架の贖いと復活があるのです。

 

3. 神の国の到来

その後、イエスは弟子たちを連れてガリラヤの全域をめぐり、会堂でみことばを教え、神の国の到来を宣べ伝えました。そして、神の国の到来の表れとして、病やわずらいをイエスは癒されたのです。その評判は広まり、大勢の人々が、イエスのところに癒しを求めてやってきました。神の国の到来の宣言とともに癒しがその証となりました。神の国の到来は始まりました。救い主イエスによってもたらされた救いの恵みは、神にあるいのちそのものです。あなたを神は愛され、救い主イエスは罪と死の身代わりとなり、あなたに神とともに歩む復活のいのちを与えられたのです。私たちもイエスに従うように召されています。この方とともに歩んでまいりましょう。

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