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2025年10月5日礼拝説教

  • mbchurch
  • 10月12日
  • 読了時間: 2分

2025年10月5日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

マタイの福音書18章15節~20節「イエスとともに祈る祈り」


1. すべての悩みは対人関係の悩み

人の悩みの多くは人間関係から生じます。相手の領域をを侵害したり、自分の領域を侵されることがあるからです。アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と言いました。主イエスは、まず二人だけで話し合い、それでも聞き入れなければ証人を立て、さらに教会に伝えるように教えられました。最終的に異邦人や取税人のように扱うことも勧められます。これは律法に基づいた普遍的な正義の原則です。

 

2. 罪ゆえの困難と現実への向き合い

しかし実際には、この筋道をたどることは容易ではありません。二人だけで指摘し、他の人に相談するには大きなエネルギーを必要とします。教会でも衝突や誤解は避けられず、「クリスチャンなのに」と互いを裁いてしまうこともあります。私たちは一人の罪人にすぎず、その弱さゆえに和解を妨げてしまうのです。しかしだからこそ、主イエスは現実へと向き合うよう招かれます。「地上でつなぐことは天でもつながれ、解くことは天でも解かれる」との言葉は、神が私たちの歩みを承認してくださる励ましです。

 

3. 主イエスとともに祈る祈り

主イエスは「二人が心を一つにして祈るなら、父はかなえてくださる」「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいる」と約束されました。和解と赦し、罪との対決と聖さを求める祈りに、主イエスご自身が加わってくださいます。私たちは摩擦や衝突の中でこそ、主の祈りを祈ります。「私たちの負い目をお赦しください。私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦します。」この祈りは必ず聞かれます。この希望の約束に立って、心を合わせて祈りましょう。

 
 
 

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