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2025年5月25日礼拝説教

  • mbchurch
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

2025年5月18日の礼拝メッセージの要約です。説教者:倉嶋新

マタイの福音書14章1節~14節「闇が濃くなる時でも」

 

1. 闇が濃くなる中で

バプテスマのヨハネが殺されたという知らせは、人々に大きな衝撃を与えました。彼は「悔い改めなさい、神の国は近づいた」と叫び、多くの人々がその声に従っていた預言者でした。そのヨハネが、ヘロデ王の不貞を「律法にかなっていない」と厳しく糾弾した結果、捕らえられ、ついには首をはねられてしまいます。光が消え、闇が支配するような現実は、今の時代でも起こり続けています。正しいことが失われ、悪がはびこり、祈りが応えられないように思える日々。その中で、私たちは暗闇を歩むように感じることがあります。

 

2. 闇の中で祈る主

ヨハネの死を聞いた主イエスは、ひとり寂しいところに行かれました。それは、父なる神に祈るためだったことでしょう。暗闇が迫る中で、イエスは孤独の中、神に心を向けられたのです。しかし、イエスのもとには群衆がやって来ます。彼らは不安を抱え、光を求めて、イエスのあとを追ったのです。そして、イエスはその人々を深くあわれまれ、病人たちを癒されました。イエスは今も変わらないお方です。暗闇の現実が続く中で、私たちの近くに来てくださり、癒しの手を差し伸べてくださるのです。

 

3. 光のうちを歩む者として

この世界には、今も不条理や死の影が満ちています。けれども、みことばははっきりと語ります。「光は闇の中に輝いている。闇はこれに打ち勝たなかった。」「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの光を持ちます。」私たちはこの方にあって、すでに与えられた光の中を歩むことができるのです。この光の確かさの中、互いに励まし合いながら歩んでいきましょう。

 
 
 

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